美容皮膚科のページ
レーザー治療とは
レーザーとはLight Amplification by Stimulated Emission of Radiationの頭文字LASERから作られた言葉で、増幅されたある波長の光のことです。よくレーザー治療が怖いとおっしゃられる方がいらっしゃいますが、レーザーがある波長の光のことだと理解すればもう怖くはないはずです。手術のように時間や労力を要する治療と違って簡単で安全性も高い治療です。
現在、外科のレーザーメスや眼科の光凝固療法など、様々な種類のレーザーが作られ、医療現場で活躍しています。皮膚科でも脱毛、赤あざ、しみ、しわ、にきびと各々の目的に合わせて色々な種類のレーザーが使われています。
当クリニックのQスイッチルビーレーザーは色素斑用に開発されたレーザーです。あざ・しみ・そばかすなどの治療に効果があります。Qスイッチを用いることにより、発振パルスを短くし皮膚に対するダメージを最小限にし、ルビー波長によりメラニンに対して高い選択性を得る事が出来るレーザーです。
適応
保険適応
太田母斑
異所性蒙古斑
外傷性色素沈着症
扁平母斑
自由診療(全額自己負担)
しみ(老人性色素斑)
そばかす(雀卵斑)
(但し効果には個人差があります)
施術の流れ
STEP 1.クレンジング
お化粧を落として頂き、照射箇所を確認します。
STEP 2. 照射
該当箇所(しみの部分)に対して照射を行います。輪ゴムではじかれる程度の痛みがあります。
STEP 3. 施術後
照射後、約1週間でカサブタとなり、その後自然に剥がれ落ちます。カサブタが剥がれた後、最初は薄いピンク色から徐々に肌色に落ち着きます(約1か月)。
施術前後の注意点
●施術前
事前に診察で肌の状態を確認し、レーザー治療が適応であるかを院長が判断します。説明を受けた上でご希望の場合は、後日予約の上レーザー治療を行います。施術中の痛みに対しては、ご希望の場合は、麻酔テープを処方しますのでご相談ください(照射時に輪ゴムではじかれるような痛みがあります。色素が濃いほど痛みは強くなります)。
●施術後
照射後赤みが引くまで数日間、1日2回朝・晩に処方されたゲンタシン軟膏を塗布してください。2週間後に経過の診察を致します。照射後1~2ヶ月の間に色素が濃くなる時期があり、その後薄くなっていきます。照射部位には治療後なるべく紫外線が当足らないよう日焼け止め対策が必要です。
副作用などQ&A
費用
美容目的のレーザー治療は自由診療(全額自己負担)となりますのでご確認ください。